2011年10月28日金曜日

看護師のススメ 第37話 「仕事が好きになるために」

先ほどAICが終わり帰ってきました。
相変わらずお弁当はパサパサなパンのサンドイッチでした。

今日は特別講演で郡山市にあるインターベンションでは超有名な某病院の
その世界では知らない人はいないという超有名な臨床工学技士 S氏のご講演がありました。
タイトルはずばり「カテ室が好きになるためには」というもの。

カテ室って病院関係者の方、特に循環器関係者の方はよくお分かりかと思うのですが
「怖い」「きつい」で有名で、まぁ嫌われものです。

かくゆう小生もカテ室業務が始まったばかりのころは
わからないことだらけだし、そのくせ責任は重大だし、先生には怒鳴られるし・・・
ホント「カテ」って聞くと嗚咽が出るほど嫌でした。

そんな小生も気づけばカテ大好き人間。
仕事大好き人間になって言いたわけですが・・・

いつから仕事が好きと言えるようになったんでしょう(゜д゜)。


仕事が好きになるためには人それぞれ色んな要因があると思いますが
小生が仕事を好きになったのは「わからない」ことが「わかる」ようになってからでした。

「わからないこと」が「わかる」
これは知らないことを覚えて理解する。ということだけではなく
自分が何が「わからない」かが「わかる」ってこと。これが実はすごく重要です。
自分の曖昧なところがわかると、まるで道が開けたように楽しくなります。
曇り空に一筋の光が指したかのように(大げさか w)

もし仕事が楽しくない。看護師に向いていないんじゃないか。とお考えの看護師のあなた。
特に新人看護師のあなた!!
そう!今、なんだか憂鬱な気持ちでこのBlogに迷い込んできたあなたですよ!(笑)
ちょっとお待ちなさい。

辞める?
ノン、ノン。まぁちょっとひと呼吸おいて小生の話を聞いてくださいな。

あなたは人をどうやって好きになりますか?
一目惚れ?インスピレーション? ロマンチックですね。
でも本当に好きになるとき
その人のことを少し知って、もっと知りたいと思って、そして引き込まれていく…
そんなことありませんか?

きっと仕事も一緒です。
わからないことがわかって、もっと知りたくなって、また分かって、

それがうまく患者さんに説明できたり、後輩に説明できたりして、嬉しくなって。
また知らないことを勉強して、それを理解して、
患者さんの看護に役立てたら患者さんはみるみるよくなって…。

考えるだけで少しワクワクしません?笑

ただ看護師の仕事は多忙で覚えることも沢山。
残念ながら最初の3年間はつらいことばかりだと思ってください。

しかし4年目から一気に道が開けます。
1~3年目までにみっちりしごかれて勉強していた人ならなおさら!!
後輩に頼られ、先輩に仕事を任され、患者さんからも信頼され
きっとその時初めて仕事って楽しい!!って言えると思います。

だから騙されたと思ってせめて3年間はそこで踏ん張ってみてください。
長い人生(看護師人生)のうちの3年間くらい、ちょっと苦労をしても無駄ではないはずですよ。

それでもつらいときはコメントをください。
小生も苦労をした人間ですのでお話を聞いて何かアドバイス出来るかもしれません。


また小生流の「仕事が楽しくなるために講座」
機会があったらぜひやりたいと思います。

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