2011年9月29日木曜日

看護師のススメ 第19話 「講師依頼」

今日は久しぶりに何もない穏やかな休日です。

今月は色んな勉強会やら研究会やらにお邪魔させていただき
偉い先生方に色んなことを教えていただきました。
ありがたや、ありがたや。

10月に迫った、認定看護師の願書の準備もやっと揃ってきました。
受験勉強用の参考書も購入したし(遅い?汗)
11月の入学試験に向けて環境は整いつつあります。

そういえば11月から看護学校での授業を依頼されました。
小生が担当するのは・・・

成人看護学 呼吸器です。
(いちよ)呼吸療法認定士なので(なにもやっていませんが・・・)
このへんは(いちよ)得意分野です。
ただ先生って呼ばれるのは慣れません。
なんだか抵抗があります 汗

しかし、時代と共に、教科書もかわりました。
小生の毛根も少なくなるわけです。
なんと


オールカラー!
小生が看護学生だった頃はカラーなんで冒頭の2ページくらいでしたが。
内容もどこぞの参考書に負けないくらいマニアック、かつわかりやすくなっていますね。

あとは小生の「べしゃり」が大丈夫かどうか・・・
お年頃の学生さんですからね。
噛んだりつまらなかったら
消しゴムとかぶつけられるんじゃないかと (そんなことはない)

よく授業中に寝ていた小生です。
どんな授業がつまらないかはよくわかっているつもりです(ホントか?)
国家試験の範囲を抑えつつも、実際の現場の雰囲気を少しでも伝えられたらとおもいます。

パワフルに楽しい授業になるように頑張ります!

あとは噛まないこと。
自己紹介で噛まないこと。
しゅうちゅちゅ・・って噛まないこと。

2011年9月13日火曜日

看護師のススメ 第18話 「備えあればなんとやら」

夜勤です。
4時です。
眠いです。

今日はのっけから緊急PCI 
しかも2件続けて・・・
何事もなく終わればよかったのですが
カテ室で急変。
呼吸停止していることに気づき、急いで加圧。
しかし、なんでまぁあんな加圧バックしか置いてないんだか(昭和初期のノスタルジーを感じさせるような加圧バックをイメージしてください)
そりゃ先生もあきれるわな(最終的に加圧に耐え切れず大破)
挿管したと思ったらPEA、頚動脈触れません・・・心臓マッサージ。

かなり濃い3時間でした。
一番信頼できる同期が一緒だったから乗り切れたけど・・・
ものの備えは大切ですね。


備えといえば「お金」 (やや強引)
認定看護師を目指す方の多くがこのお金で悩んでいるんではないでしょうか?
だって入学金やら授業料やらがハンパない。
両方合わせたら80万円以上・・・(確かね)
病院の補助や奨学金がないと、全額自己負担はきついわ。
何処の裕福な家庭をモデルにしているのか。(公務員じゃないですよ?)

それ以外にも約5ヶ月間、単身赴任状態になるわけなのっで
アパート代やら生活費やら
保険は払わなきゃいけないし、二年前に立てた400坪の豪邸のローンもあるし(・・・気づいてると思うのであえて訂正はしません)
とにかく認定看護師になるにはお金が掛かる。

参考になるかどうかはわかりませんが今、小生が勤務している病院の認定看護師育成補助について少し・・・

うちの病院は入学金、授業料は全額病院が負担してくれます(太っ腹でしょ)
分割手数料はジャ○ネットが負担してくれます(はい、軽く流しましょう)
授業で必要な参考書なども申請すれば病院のお金で買ってくれます。
認定看護師の研修中は休職扱いになるわけですが1ヶ月の給料とほぼ同額(もしかするとそれ以上?)のお金が研修費として毎月振り込まれます。
でもでも、休職なのでボーナス査定にはもろ、ひっかかります。

また認定看護師になればお給料があがります。
確か資格手当てとして15000円程度UPします。

病院によって様々だとは思いますが、うちの病院は恵まれているほうかな。

でもやっぱり備えは大切!
一人暮らしを始めるにあたりいろいろ必要になりますし、
何かとお金は掛かります。
先輩の認定看護師の話だと 最低でも50万以上貯金しておいたほうがいいと言われました。

知識の蓄積と一緒に
お金も蓄積させないと。

勤務に戻ります。

2011年9月12日月曜日

看護師のススメ 第17話 「前進」

昨日、やっと先輩に伝えられました。
今年、認定看護師を受験すること。

「正直、悔しい。でもやるなら頑張れ」
と本音を言ってくれたその言葉が嬉しかった。
たくさんのアドバイスもしてくれました。

小生がICU・CCUの世界に飛び込んで今年で7年目・・・
常に自分の前にいたこのH氏という先輩の存在。

超適当(今の新人とは比べ物にならないほど)で超やる気のない看護師だった小生に
重症患者を看護・管理することのやりがいを教えてくれたのはこの人だろう。

たしかに最近ではH氏は「仕事が適当だ」「責任感がない」と周りから言われ、
小生自身、仕事に対する熱さが無くなってしまったH氏に落胆したりもした。

しかし、昨日。
認定看護師の話を切り出した時のH氏の目は、
数年前のような輝きと鋭さを持っていた。

どこにいても仕事の話をしていた。
キャンプの時も、朝方まで飲んでいた時も・・・

急変があれば、誰よりも早く駆けつけていた。
驚くほど冷静で、驚くほど的確。
心臓マッサージをするあの大きな背中が忘れられない。

ICUの重症患者の状態は常に頭に入っていた。
こちらから状態を相談する前に、H氏が心配してきてくれていた。
気がつけば、二人でモニターを見ながら熱く語っていた。

一番重症な患者は、当たり前のようにH氏が担当だった。
絶対的な信頼、圧倒的な経験の差・・・
悔しくて、悔しくて・・・そして羨ましくて・・・
H氏のような存在になりたいと死ぬほど勉強した。


小生にとってH氏はそうゆう存在だ。



誰かの人生を変えられるほどの力を小生が持っているとは思わない。
そこまで、うぬぼれてもいない。
でも、変えるきっかけにくらいはなれるだろうか。


今の後輩たち
彼・彼女らはICUでの仕事に目標をもてているだろうか?
畏怖と敬意をもった先輩が存在するだろうか?

何の目標もなくただ日々の業務をこなしている。
学習もしない。
先輩とカンファレンスもしない。
だたそつなく、波風を立てず、経験年数だけ増えていく。


しかし、そういった現状を作っているのは小生たち、先輩に魅力がないからだろう。
明確な目標を示してあげれてないからだろう。

問題は山積している。

だからこそ進もう。

前進することでしか、後ろに道は作れない。

2011年9月6日火曜日

看護師のススメ 第16話 看護師のススメ 「フィジカルアセスメント」

今日は看護協会へ「重症患者のフィジカルアセスメント」という研修を受講にいってきました。

フィジカルアセスメントとは聴診、視診、打診など
五感をフル活用して患者様をアセスメントするということ(みたいです・・・実はよく知りませんでした)

講義は2名の集中ケア認定看護師の方が
循環・呼吸・侵襲・感染・消化器系などわかりやすく説明してくださいました。

う~ん・・・
やはり曖昧に覚えていたことが多いです。
心音のⅠ音とかⅡ音とか・・・
なぜかⅢ音(ギャロップリズム)は覚えているという・・・曖昧さ。

呼吸音もやっぱり難しいです。
「両肺ともに呼吸音Clear・・・」とかアセスメントに書いてましたが実際、聴診不足でした。

正常を正しく覚えるって当たり前のことですが本当に難しい。
うちのICUはこうゆう正常の教育がまだまだなんだろうな(まぁ自分がこんだけ曖昧ですから)

酸塩基平衡や侵襲については最近、猛勉強中なので再確認しながらイメージを深めることができました。

本当に興味深い講義だったのですが、中でも衝撃的だったのが
「クーリングは正しいか?」
というもの。

看護師であれば一度はしたことがあるはずのクーリング。
発熱=クーリング くらい当たり前にやってます。
正しいも何も、熱がでたらクーリングでしょ?(誰?)
だって新人の時、先輩に「38℃なんですけど・・・」っていったら
「じゃぁさっさとクーリングしなよ」って言われたし(責任転換)
今までその根拠を疑わなかった看護技術です。

でも実際、
「感染により生体防御反応としてBTのセットポイントが上昇し発熱している状態を
クーリングで冷やすと身体はさらにBTを上昇させるために栄養が消費され身体は疲労する」
ということ。

・・・

・・・確かに。

・・・確かに!!!

それ以外にも


下肢が冷たい時の末梢だけの保温 × (やってます)

2時間ごとのルーチンでのSC × (すみません、やってます)


もう一度勉強しなおして見直していかなきゃいけませんね。

頑張ります。



それにしてもこの時期に集中ケア認定看護師の方の講義を受けられたのはラッキーでした。

知識の再確認だけでなく

壇上で堂々と講義されている姿を見て

自分の目標の再確認にもなりました。



まずはそのスタートラインに立てるように

だぁぁぁっす!!!

2011年9月2日金曜日

看護師のススメ 第15話 「9月の・・・」

現在、夜勤中です。

コーディー業務も一通り終わり、あとは朝まで入室がないことを祈るばかりです。

9月になりました。

受験まであと3ヶ月弱。

勉強しようにも集中ケア分野は範囲が膨大なため

とにかく今は過去問を解いてます。

自分の知識のあいまいさに気づきます。

得意分野であるはずの循環器まで・・・


9月はこの過去問を終わらせることと

ファミチキのおかげで一回り大きくなった、このチキン腹を引っ込ませることを目標にがんばります。


ファミチキは中毒性があります。(いえ、ありません。)