2011年8月30日火曜日

看護師のススメ 第14話 「有望な後輩たちへ」

IABPの勉強会も無事終わりました。
PPを使った講義も予想以上に好評でした。
よかった、よかった。

IABPはICUではとても頼りになるME機器ですが
管理や観察を見誤ると重大な合併症や、逆に心負荷を増大させる結果を招いてしまいます。
参考書上の知識だけではなく、実際にIABP触れ、患者様を受け持ち
理解を深めていってもらいたいと思います。
ME機器をばっちり管理できる後輩が一人でも多く育ってほしいと思います。
頑張るんだ、有望な後輩たち!

さて、サイトにも24年度の認定看護師の募集要項が載りました。


・・・もうすでに胃が・・・(弱w)


願書に不備があったら大変なので1カ月かけてじっくりまとめていきたいと思います。

9月は研修や研究会が目白押し。
新しいことを学んだらここに載せていきたいと思いますね。

年明けの学会の準備もそろそろ始めないと、
やらなきゃいけないことはたくさんありますが、やることがないよりもずっといいです。

明日からまた仕事頑張ります。

2011年8月24日水曜日

看護師のススメ 第13話 「命の最後に」

看護師として働いている以上、患者様の死というのは必ず付いて回ります。


患者様の最後の肉声を聞くのも、最後に話しかけたのも、我々、看護師だったりもします。


だから患者様が亡くなる時、患者様を囲んでご家族が泣いているとき、


いつも思うのです。


この方が最後に話したかったのは誰なんだろう。


最後に声を聞きたかったのは誰なんだろう。


愛する人だったんじゃないか。


愛する家族だったんじゃないか。


自分じゃなかったんじゃないか。


自分は意識が薄れていく患者様に、命の最後に、優しい言葉をかけられただろうか。


自問自答です。


どんな状況でも目の前の命に真摯であるために


もっと強くならなければ。


もっと強くならなければ。


もう、よそ見はしないと決めました。


11月12日・・・頑張ります。